塾なしで京大現役合格した話

塾へ行かずに京大受験に挑み、見事現役合格しました。

京大現役合格までの長い道のり

 こんにちは!開いていただきありがとうございます。塾や予備校へ行かずに京大現役合格しました、ユウキです。このブログでは、塾や予備校へ行かずとも皆さんが志望校に合格するためのすべてを紹介しています。ぜひお読みください。

 さて、今回は僕が京大に現役合格するまで、どんなことを思い、どんなことをしてきたのか、それを書こうと思います。第一回ですからね。

 

目次

 

小学校低学年の頃

 京大生の幼少期といえば、「3歳でもう九九が言えた」だの「常用漢字は小一でマスター」などといった逸話が紹介されがちです。しかし、僕にはそんなものありませんでした。九九を身につけたのは、ちゃんと学校で習ったあとのことだったし、当時の50問漢字テストはあまり芳しくなく、60点ほどでした。

 そうです。僕は生まれつき天才だったわけでも、英才教育を受けていたわけでもありませんでした。正直僕も逸話がほしかった。

 当時やっていたことと言えば、進研ゼミくらいでした。当時、2人に1人がやっていたのではなかろうか。そのおかげで勉強につまずくということはありませんでした。しかし、高学年の先取りであったり、英語学習といった高次教育には一切触れませんでした。

 こんな感じで、ふつーーの小学生として生活していました。ただ、進研ゼミのお陰で、勉強することに抵抗がなかったことが他人とは違うところだったのかもしれません。

小学校高学年の頃

 そんな平凡な僕に、小学校4年生のころ、転機が起きました。本当にたまたまなのですが、全国学力テストの点数がクラス40人の中で1番になったのです(同率ではありましたが)。

 僕はもしかして天才なのか...天才といえば何だ?東大だ。でも俺は関西住みだ。じゃあ、京大へ行こう!

 このとき、僕の京大受験が決定しました。齢にして10歳。この早すぎる決断に僕の人生は委ねられることになったのです。

 ただ、これといってハイレベルなことをしたわけではなく、進研ゼミを黙々とやっていただけでした。ここ重要です。

 

中学校時代

 僕は絶対に文武両道をこなしてやろうと思い、バスケ部に入ると同時に、早くも高校受験を意識した勉強を開始しました。

 より勉強にのめり込むために始めたことは2つです。1つ目は、進研ゼミをやめてZ会にしました。Z会の方がより自分のイメージ通りのペースで、より難しいことが学べるからです。これにより、計画を立てて実行することを習得できました。

 2つ目は、効率的な勉強法を確立することです。やはり、同じ勉強量でも、効率の違いによって大きな差が出ることは当時の僕でも分かっていました。まずは、勉強法について詳しく書かれた本を何冊か読み、自分でどの方法が自分に合うのかを追求してい来ました。

 中学2年になった頃には、テストが難しくなったこともあり、成績は学年100人中でトップだったと思います。ようやく勉強することが結果に結びつき出しました。この頃の僕は高校受験が待ち遠しかったです。

初めての塾

 中学3年に上がる頃、僕は塾に入りました。初めての受験ということで不安だったからです。

 僕の入ったその塾では自分の学力を知るため、定期的に全塾生が受ける「公開テスト」というものがありました。

 入塾して初めて受けた僕、なんと3000人中30位でした。

 僕のやってきたことは間違っていなかったんだ。ぼくはそのことがとてつもなくうれしかったです。しかし、ここが不幸の始まりだったのです。

 入塾して2ヶ月。僕は成績優秀者のクラスに配属になりました。そのクラスでの宿題は大量かつ、どれも発展的な内容。公立校志望の僕には全く必要のないものばかり。その宿題をこなすので精一杯の日々が続きました。

 授業の予習、宿題だけで頭も時間もいっぱい。自分が今どこにいるのかを見失っていきました。これが一番の敗因でした。

 僕の大切な高校入試は惨敗でした。

 それも当然です。塾は全体の平均に合わせたカリキュラムのため、無駄が本当に多く、自分の弱点に集中できないんです。これが僕の塾を嫌いになった理由です。

 ただ、同じ高校の第2志望の学科に無事合格することはできました。本当に良かった。このときです。僕は絶対、塾や予備校に行かずに京大に行ってみせる、そう決意しました。

高校1,2年の頃

 京大進学の夢は持っていたものの、勉強一本の高校生活を送る気は全くありませんでした。勉強時間は毎日1時間程度、後の時間は部活漬けの日々。とても充実していました。

 勉強時間は限られていたため、僕は中学時代に習得した勉強スキルを活用しつつ、大学受験の為の受験計画についての本を読みあさりました。

 そこで得た結論、それは高3になるまでは数学、英語のみを先行して学習して、他の科目は学校の授業とテスト勉強で完璧に定着させる方針が一番だということでした。

 詳しいことはこれからのブログに書いていきます。

 僕は受験に失敗したこともあり、高校入学時は全体360人中だいたい300位くらいだったと思います。しかし、日々コツコツ勉強していたことで定期テスト、模試ともにおよそ20位ほどにまで駆け上がっていきました。

いざ大学受験!

 高3になる前の春休み、僕は京大の入試問題に挑戦してみることにしました。なぜなら、京大合格までの距離を把握する必要があると感じたからです。

 解いてみて大正解でした。元々世間で思われているほど京大のハードルは高くなかったのです。確かに、まだ高3の内容を学習していないため、部分的にしか問題の難易度は把握できませんでした。しかし、それでも世間の声で誇張されすぎていた京大受験の悪魔は存在せず、そこには解答可能な問題のみしかないということが分かったのです。

 これにより、僕は京大受験に向け計画を立てはじめ、それを実行していきました。この頃の勉強時間は、平日3時間、休日8時間ほどでした。世間では、最低10時間などと誇張されてますが、入試問題を解いたことで、それが嘘だということは自明でした。

 とはいえ、順調と言うわけではなく、8月に初めて受けた京大模試(京大志望のほとんどが受ける京大入試型の模試)で、数学は1問も解けず撃沈。そこからまた試行錯誤の日々。

 本当に長いマラソンを走っているようでした。それでも諦めなかったのは、京大合格だけが僕の幼少期から唯一生き残った夢だったからです。諦めるのは簡単でしたが、絶対に諦めたくなかった。浪人してでも叶えるつもりでした。

 その8月の大敗以来、ずっと試行錯誤を続けて行った結果、11月の京大模試では奇跡的にA判定!

 もし、塾や予備校に行っていたら、絶対にA判定にはなっていませんでした。なぜなら、その欠陥を改善する余裕がなかったからです。

 その後も試行錯誤を繰り返し、僕は無事京都大学に合格することができました。

 詳しいことはまた、これからのブログに書きます!

この経験から分かったこと

 僕がこの経験を経て学んだことは

  • 勉強の効率は、方法計画で決まる
  • 塾は手厚いが、遠回りをする
  • 塾や予備校に行かずとも志望校に合格することは可能

です。この3つを僕はブログで発信していこうと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。

 以上、七瀬優希でした~