塾なしで京大現役合格した話

塾へ行かずに京大受験に挑み、見事現役合格しました。

【国公立受験に特化】最低限の努力で合格を勝ち取る英語勉強法

 こんにちは!開いていただきありがとうございます。塾や予備校へ行かずに京大現役合格しました、ユウキです。このブログでは、塾や予備校へ行かずとも皆さんが志望校に合格するためのすべてを紹介しています。ぜひお読みください。

 ほとんどの受験生の勉強時間を教科別に比べると、英語がダントツで多いと思います。当然です。英語はやればやるほど、得点源として安定していきます。英語を攻略できるかどうかが合否の分かれ目と言っても過言ではありません。

 ただ、他の教科にも時間を割きたい...今回はそんな葛藤を抱えている皆さんを救う一つのきっかけになればと思い、僕の経験を元に必要最低限の英語勉強について書いていきます。

目次

遠回りをする時間などない

 特に現役生、あなたたちは遠回りをしている時間は一切ありません。およそ1年という短い期間で合格を勝ち取らないといけない。

 その1年間は本当に貴重な時間です。それなのに、塾や学校で勧められる勉強には少し無駄があるように僕は感じます。

 そもそも、必要な勉強は人それぞれ違います。それなのに、「あれもやれ」「これもやれ」と課題が増えていく一方。そんなことをしている暇は受験生にはありません。

 とはいえ、すべての人にとって本当に重要な勉強も含まれているから無視できない。今回は、どれが万人に必要な勉強でどれが必要でないのか、それを僕の経験をもとに説明していきます。

必ずしなくてはいけない勉強

 主に以下の3つだと思います。この3つはどんなに時間が無くてもやらなくてはいけない勉強です。いわば英語力を支える柱のようなものですね。

 この3つ以外にも重要な勉強は確かにありますが、それは人によります。それを万人が勉強するのはナンセンスです。足りない勉強は、この3つをしていくと自然に分かってきます。まずはこの3つをしましょう。

 そして、ちゃんと順番には意味があります。この順番で完成させていくのが一番合理的です。参考にしてみてください。

1.英単語

 これは誰もが分かっていると思います。しかし、徹底できていない人がかなり多いんです。「単語帳に載っている単語はすべて覚えてて当然」そのくらいのつもりでいてください。

 英単語の勉強を一番最初にするのにはちゃんと理由があります。それは、他の英語勉強における効率を爆上げしてくれるからです。

 よく長文読解中にしょっちゅう辞書を使っている人がいます。この時間もったいなくないですか?これ、単語を覚えてさえいれば、全く必要ない時間なんです。

 最初に単語を覚える→必要なのは単語を覚える時間のみ

 単語を後回しで長文読解→単語を覚える時間+辞書を引く時間

 まずは英単語を徹底的に覚えてください。そして辞書を引く時間を別の教科にあててください。

taro12121313.hatenablog.com

2.英文解釈

 次に必ず勉強しなくてはいけないのが英文解釈です。この力は、英語を得点源にするための非常に強力な武器になります。

 これも長文演習に入る前にしてください。数学で例えると理由が分かりやすいです。

 英文解釈を鍛えてから長文→公式や例題を勉強してから応用問題

 英文解釈を鍛えずに長文→応用問題を解きながら解法を1から学んでいく

 後者はものすごく効率が悪いですよね。それくらいの違いがあるんです。長文読解はいかにも勉強してる感が出て、最初に取りかかりたくなりますよね。

 でも、何事にも段階というものがあります。一歩一歩成長していきましょう。

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3.適度な長文演習

 さて、2つを終えてからやっと長文演習です。長文演習は勿論必ず勉強すべきものです。説明は不要ですよね。

 長文演習をする際、必ず時間を計りましょう。ここまでの1.2.ができていれば、時間をかけたら解けるのは当然です。

 本番の時間圧力を想定して、時間内にちゃんと知識を引き出せるように特訓しましょう。

しなくていい勉強

 ここで、どんなに学校や塾で勧められても、無理にしなくていい勉強を紹介します。確かに志望校の傾向などによって異なりますが、多くの国公立入試に必要ない勉強だと感じているものを抜粋しました。

 特に時間の無い現役生は、これを勉強するくらいなら他の教科を勉強してください。

1.早い段階での英作文

 英作文で合否が分かれる入試はさすがに存在しないと思います笑 確かに完璧に対策できれば、他との差を広げられることはできます。

 しかし、それはおそらく不可能です。英作文って平均点を取るのは簡単なのですが、それ以上を取ろうとするのはイタチごっこに近いです。対策のしようがないです。

 また、小さな(ニュアンスなどの)ミスを防ぐためにネイティブの先生と200時間くらい勉強する必要も出てきます。

 そんなのどう考えても効率悪いですよね。帰国子女でもなければ、平均点狙いで十分です。そして、平均点狙いなら大して時間はかかりません。

 満点狙うくらいなら、他の教科を勉強してください。

2.「スクランブル」「ヴィンテージ」などの文法帳

 僕の学校ではスクランブルを使っていたんですが、いかにも自称進学校そうな英語の先生が「スクランブルは単語帳と同じくらい見ろ」とずっと言っていたのを覚えています。

 しかしはっきり言うと、ここで得た知識が役立った記憶があまりありません。文法問題対策も英作文同様イタチごっこです。満点を取るには分量が足りません。

 あれを必死に勉強して新たに得られる得点は多く見積もって15点ほどです(入試全体点1000点のとき)。多くの現役生は他のことをした方が点数は確実に上がります

 もし勉強するとしたら、共通テスト対策として12月頃からで大丈夫です。

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まとめ

 ここまで、必要最低限の英語勉強法について紹介しました。時間は有限です。勉強が必要なのは英語だけでありませんよね。

 合格するためには、より効果が期待できるところに時間を割くということを徹底するのが一番大切です。今回の記事を参考にして、最短距離で合格を目指しましょう。

  以上、七瀬優希でした~