塾なしで京大現役合格した話

塾へ行かずに京大受験に挑み、見事現役合格しました。

【塾なしで現役合格】高2のうちに最低限やっておきたい受験勉強

 こんにちは!開いていただきありがとうございます。塾や予備校へ行かずに京大現役合格しました、ユウキです。このブログでは、塾や予備校へ行かずとも皆さんが志望校に合格するためのすべてを紹介しています。ぜひお読みください。

 さて、「受験勉強は部活を引退してから」なんて甘いこと考えてませんか?断言します。絶対に間に合いません

 今回は、高2のうちに最低限やっておいてほしい勉強についてまとめました。ぜひ参考にしてください。

目次

高2でのスタートが肝心なわけ

 先ほど、部活を引退してからでは完全に手遅れだと断言しました。それについて、もう少し説明しておこうと思います。

 まず、もし部活を引退してから勉強を始めた場合を考えます。引退は早くて5月ですね。「じゃあ2月の受験まで9ヶ月くらい勉強できるなー」と思うかもしれません。しかし、それは甘すぎます

 まず、1月には共通テストがあります。なので、12月からはほとんどその対策で手一杯です。そして、共通テストが終わってからの1ヶ月はほぼ仕上げのようなものです。過去問をすることしかできません。

 このことを踏まえると、11月中にはある程度完成させておく必要があるんです。つまり、半年ですべての教科をある程度のレベルまで持って行かなければならないんです。

 半年で、英語、数学はもちろん、理系なら理科2科目、文系なら国語、社会2科目。これらを完成させるのは不可能に近いです。

 このことから分かるとおり、高2のうちに受験勉強をスタートさせるのは、合格する上での必要条件なんです

 ただ、高2のうちからがっつり勉強し始めると、途中で力尽きてしまします。それだけは何としても避けるべく、必要最低限の勉強だけをしましょう。

 じゃあ、どんなことを高2のうちにやっておけばいいのか。

高2でやっておきたいこと

 受験勉強において1番手間がかかる教科から手をつけていくのが当然ですよね。その教科はもちろん、数学、英語です。この二つは基本的に文理関係なく、必須科目だと思います。

 僕は、高2のうちに以下のことをすることで、高3の受験期に時間のゆとりが生まれ、序盤から物理や化学に十分な時間を注ぐことができました。

 今思い返すと、序盤から理科に手をつけられたのが僕の勝因だったと感じます。高3から受験勉強を始める人の多くは夏休み頃まで数学、英語に手一杯で理科、社会を後回しにしてしまします。

 理科、社会はそれぞれ理系、文系に大事な教科です。後回しになればなるほど、致命傷になります。

 皆さんも後回しにしないように、高2のうちから数学、英語の勉強を始めましょう。このスタートダッシュが合否を決定します。

 ただ、理科、社会を全くやらなくていいわけではありません。ちゃんと授業を聞き、ちゃんとテスト勉強をしましょう。この差も後々かなり響いてきます。

数学でやっておきたいこと(文理系)

 さて、文理共通でやっておいてほしいことがあります。それは、数ⅠA、ⅡBの基礎を完成させておくことです。

 「別に結構覚えてますけど?」と思ったあなた。甘いです。基礎を完成させるんです。だから、基本問題を見た瞬間に解法が浮かぶレベルを目指してください。

 基礎の完成には、チャート式かFocus Gold を使うのがおすすめです。ここに載ってる問題すべての解法を頭にたたき込んでください。

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数学でやっておきたいこと(理系)

 理系の方も、上記のことができていれば及第点なのですが、難関国公立レベルを目指すのであれば、もう1歩進みたいところ。

 数Ⅲの予習を開始しましょう。もし、学校のカリキュラムが分かっているのであれば、カリキュラムの後半からやっていきましょう。

 これには理由があります。数Ⅲの授業が完全に終わるのって夏休み前とか、長ければ12月頃です。これが終わってから応用問題演習を開始するのは少し遅い気がします。

 もし数ⅠA、ⅡBが終わればすぐ取りかかりましょう。

英語でやっておきたいこと(文理系)

 英語を完成させるまでの総勉強時間はおそらく2000時間くらいかかるのではないでしょうか。このうちの半分以上は英単語です。

 よって、高2のうちにやっておくべき最優先事項は、英単語を覚えることです。目標としては、単語帳に載っている意味(多義語も含む)の8割は覚えておきたいところです。

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 加えて、英文解釈の勉強もしていきましょう。英文解釈というのは、英文をまとまりごとに分割し、それぞれの役割を正しく判断することです。長文読解において、単語力と同様に重要な技術なので高3の長文演習地獄の前にやっておきましょう。

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「高2貯金」で得られる具体的な効果

 以上のことを高2のうちにしていると得られるアドバンテージを高2貯金と呼ぶことにします。高2貯金の破壊力抜群な例を僕の経験から紹介します。

 当時、僕が高3のとき、英語の授業で入試問題を扱っていて、予習の段階で全文理解しとけと言われていました。

 もし、高2貯金をしていなかった場合を考えます。当然入試問題なので、かなりの語彙力がないと1授業の予習で20回以上辞書を引く羽目になっていたでしょう。また、英文解釈力がなければ、全体のうち20%の英文の理解ができなかったと思います。

 事実、クラスメイトの必死さと言ったらかなりのものでした。読んでも読んでも分からない単語が出てきて、辞書を引く。単語が分かったとて、文の意味が分からない。

 見たところ、1授業の予習に1時間ほどかかっていたのではないでしょうか。これが週4回あるわけですから、かなりの勉強時間を奪われます。

 対して、僕には高2貯金がありました。英単語と英文解釈をある程度完成させていたので、辞書を2,3回引くだけで十分でしたし、理解できない文はほとんどありませんでした。

 僕の予習は10分ほどで済んでいました。何なら、授業中に説明していることの半分以上は事前に理解していたので、授業中に次の予習をするという暴挙にでていました笑 

 つまり、相対的に見れば、1週間あたり4時間の勉強時間が新たに確保できていたことになります。この時期の4時間はかなり大きい...

 これが高2貯金の具体的な効用例です。

まとめ

 このように高2のうちにスタートしておけば、高3の受験勉強において、大きなアドバンテージを獲得することができます。皆さんもぜひ、1日1時間から勉強をスタートさせてみましょう。

  以上、七瀬優希でした~