塾なしで京大現役合格した話

塾へ行かずに京大受験に挑み、見事現役合格しました。

【国公立 現役合格】成績伸びない人が見落としている5つの原因

 こんにちは!開いていただきありがとうございます。塾や予備校へ行かずに京大現役合格しました、ユウキです。このブログでは、塾や予備校へ行かずとも皆さんが志望校に合格するためのすべてを紹介しています。ぜひお読みください。

 成績が伸びない...こんな悩みを先生に相談すると必ず返ってくる言葉があります。「勉強した結果は遅れてやってくるから安心しなさい」です。

 確かにこれは正しいです。僕の経験から言っても、勉強を本格的に開始した早くとも3ヶ月後にならないと、結果は目に見えて現れません。

 しかし、冷静に考えてみてください。もしあなたに成績が伸びない原因が存在しているにもかかわらず、3ヶ月後に成績が伸びると信じて(伸びるはずもないのに)待っていたらどうなるのか。

 皆さんは、成績が3ヶ月後に伸びることを待ちながらも、自分に伸びない原因がないのかをしっかり確認すべきなんです!!

 今回は、成績が伸びない人に多い原因を、改善重要度順に紹介しようと思います。

目次

1.基礎の抜け落ち、決定的な弱点がある

 これは見落としがちですし、見ないフリをしている人も多いんじゃないでしょうか。

 弱点をほったらかしている人、また長期間触れていない単元がある人に多い原因です。これは模試などを見れば一目瞭然なので、今すぐ取りかかってください。

 基礎は重要だと耳にタコができるほど言われているとおもいますが、みなさんが思っている10倍は重要です。

 建築現場がいい例です。基礎工事を疎かにしてしまったが故、10年後になって住宅が傾き始めたという衝撃の事件が過去にあります。

 基礎を疎かにしてしまうと、先の重要な場面、もしかしたら入試本番でボロが出るかもしれません。そうなってしまっては手遅れですよね。

 基礎の抜け落ちがないよう、まんべんなく勉強しましょう。

2.応用力、抽象化された知識の欠如

 これは真面目な子、基本に忠実な子に多い原因です。

 「基礎が重要」と思い込むあまり、なかなか応用に進まない人がたまにいます。確かに基礎は重要ですが、応用力が無いと、少しでも発展的な問題には歯が立ちません。

 応用力というのは、いわば基礎知識の昇華です。基本問題演習で身につけた知識を利用して、より難しい問題を解く力を指します。

 これは応用問題を解くことによってのみ、身につく力です。基礎ならず、応用も怠ってはいけません。

 これに同じくして重要なのが、知識の抽象化です。これは、問題演習などで学んだ知識、解法をより抽象的にすることで、より応用しやすい知識にすることです。

 例えば、地理。オリーブオイルの生産は、イタリア、ギリシャなどの地中海沿岸、カルフォルニア、チリなどです。頻出知識ですので、覚えておきたいところです。

 でも、「オリーブオイルは乾燥地域で栽培可能」という知識さえあれば、さして覚えなくてもいいんです。そして、オレンジの原産地も同様に覚えることができます。

 抽象化させるだけで、より高度な問題を解けるようになるばかりか、知識の暗記量も減らせるんです

 基礎がある程度終わっているなら、応用問題演習、知識の抽象化に取り組みましょう。解ける問題が一気に増えるはずです!!

3.初見問題に慣れていない

 これはある程度成績がいい人に多いかもしれません。

 よく「問題集は何度も繰り返せ」と言われます。これは大変正しい教訓です。なぜなら、何度も繰り返さない限り、知識が身につかないからです。

 ただ1つ欠点があります。それは「初見問題が解けなくなる」という点です。

 応用問題では少なからず、勘のようなものが重要になってきます。問題文を見たときに糸口になりそうなものを発見したり、行き詰まったときに生まれるひらめきなどがそれに当たります。

 このいわゆる勘というのは、実はセンスなどでは全くなく、初見問題をたくさん解くことで身につくんです

 つまり、同じ問題ばかりを解いていると勘が鈍ってしまうんです。

 僕も過去、夏休みに数学で同じ問題を永遠に繰り返したことがありました。その後に受けた模試は惨敗。初見問題をどう解けばいいのかさっぱり分からなくなってしまっていたからです。

 繰り返し解くことと同様に、初見問題とのふれあいも大事にしてください!

4.こまめな復習を怠っている

 いくら勉強していても、身についていなければ意味がありませんよね。こまめな復習を怠っている人は、非常に効率が悪い勉強をしています!

 「人間は忘れる生き物」です。覚える→忘れる→覚える→忘れる、、、を繰り返すことでしか長期記憶を獲得できません。

 どんどん新しい知識を入れていく、新しい問題集をこなしていく、大いに結構ですが、それと同時にこまめな復習を行ってください。

 「こまめな復習なんてめんどくさい」と言う人は、その日の勉強を始める前に1度、前日勉強したことをサラッと復習してみてください。その一手間だけでも全然違います。

 こまめな復習を取り入れて長期記憶を獲得しましょう!!

5.そもそも勉強法を間違えている

 これが一番悲しい...そもそも行っている勉強法が間違っている場合、あなたはとんでもない遠回りをしています。

 でも、これは意外と多い原因なんです。先ほどの復習を怠ることもこの中に含まれます。

 参考書・問題集の種類、使い方を間違えていませんか?ちゃんと時間を計って問題を解いていますか?休憩時間をちゃんと取ってますか?正しい順序で知識を学んでいますか?

 こういった細かいことでも、正しいか間違っているかで成績はまるで変わってきます。同じ努力量でも、成績で劣ってしまうって悔しくないですか?

 ぜひ正しい勉強法で正しい努力をしていきましょう。

taro12121313.hatenablog.com

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まとめ

 ここまで、なかなか成績が伸びない人に多い原因を見てきました。心当たりのあるものもあったんじゃないですか。

 「時間が経てば結果に現れるさ」などという言葉を信用しすぎず、改善できるところはどんどん改善していきましょう。

  以上、七瀬優希でした~