塾なしで京大現役合格した話

塾へ行かずに京大受験に挑み、見事現役合格しました。

国公立理系向き!高校地理の勉強法【共通テスト9割超え!】

 こんにちは!開いていただきありがとうございます。塾や予備校へ行かずに京大現役合格しました、ユウキです。このブログでは、塾や予備校へ行かずとも皆さんが志望校に合格するためのすべてを紹介しています。ぜひお読みください。

 理系でも社会を勉強しなくてはいけない...ただでさえ、数Ⅲ、物理、化学、などヘビーな科目を何個も勉強している理系受験生にとって、社会を勉強する時間はなるべく減らしたい。

 多くの理系受験生は、暗記量の少ない地理を選択しているでしょう。しかし、はっきり言って地理はくせ者です!

 70点にもっていくまでは日本史の100倍簡単です。しかし、90点以上に持って行くのは日本史の100倍難しい...

 そんな地理を僕は2ヶ月ほどの勉強でセンター試験(現共通テスト)に挑み、なんと92点をたたき出すことに成功しました!

 そこで、現役時代に地理を選択していた僕が実践していた方法を紹介したいと思います。

目次

 

地理を勉強する上で必要な意識

 社会の科目の中で最も暗記量が少ない(と思われている)科目、それが地理です。様々な要因がありますが、一番の要因は「法則が存在する」という点です。

 例えば、「西岸は多湿、東岸は乾燥」、「臨海部は温度変化小、内陸部は温度変化大」、「西側に寒流→砂漠出現」などの法則がほぼすべての大陸に適用できるんです。

 だからいちいち大陸ごとに細かく暗記する手間が省けるんです。皆さんには、こういった法則を徹底的に覚えてほしいんです。

 地理の問題構成は、大体6~7割がこの法則で解けます。そして残りの3~4割はかなり細かい知識が問われます。

 これが先ほど述べた、「70点にもっていくまでは日本史の100倍簡単です。しかし、90点以上に持って行くのは日本史の100倍難しい」の真意なんです。

 皆さんには、「法則利用で暗記量を徹底的に減らし、残りを徹底暗記」することを常に意識して地理を勉強してほしいです。

地理の勉強法(暗記)

 先ほども言ったようにまず法則、その後に細かい知識を詰め込む、これを徹底してほしいです。

 使う参考書は何でもいいです。ちなみに僕が使っていたこの黄色本はとてもおすすめです!

 この本は、ちゃんと法則を意識しながら学べるように、丁寧に解説してくれているのが最大の長所です。ただの丸暗記をかなり防げます。

 正直かなり分厚いですが、文字量はそこまでなく、半分近くが図やデータです。恐れることなく手を出してみてください。

法則編

 どんな参考書でも法則が前半にまとめられています。この部分を徹底的に覚えてほしいんです。ここに裏ワザは何も存在しません。

 最初は何度も何度も読み込みましょう。線を引く暇があれば読む!音読をすると覚えやすいですし、集中力も長く続きます。試してみてください。

 線や付箋は、どうしても覚えられない部分をピックアップするときに使うとごちゃごちゃせずに済みます。

データ・詳細編

 法則がある程度覚えられたら、細かい知識の暗記に入りましょう。ここは恐らく、大陸別、日本の地方別、みたいな感じでまとめられてると思います。

 ここで意識してほしいのが「法則の適用」です。暗記量を極限まで減らしましょう。だいたい7割くらいは暗記せずに済みます。

 ただ、どうしても覚えないといけない部分も多々あります。例えば原産国データなどは、ある程度暗記しないといけません。こういった部分はめんどくさいですが暗記しましょう。

 この分野も音読をしながらどんどん読み込んでいきましょう。

地理の勉強法(問題集)

 さて、暗記が終われば早速、問題演習に入っていきます。問題集は選択式なら何でも大丈夫です。学校で買わされたものでもいいです。

 暗記を終えたからといって、すべての問題が解けるわけではありません。抜け落ちていた知識、そもそも初見の知識がわんさか...

 そういった部分をどんどんアップデートしていくこと、それが問題演習のメインだと思ってください。

1.問題を解く

 だいたい10分で10問解いてください。本番もこのくらいのペースじゃないと間に合いません。慣れていきましょう。

 このとき、すべての選択肢について、どこが間違っているのか、どこが合っているのかをしっかり分かっている状態で解答してください。

 もしあまり自信がないなら無回答にして、あとで解説を熟読してください。ここは正解することよりも、分からない部分を知ることが大切です。

2.解説をすべて熟読する

 間違えた問題、自信が無かった問題の番号横に印をつけて、解説を読みましょう。なぜ分からなかったのか。

 おそらく、法則を使えてなかった、知識が抜け落ちていた、そもそも新情報だった、の3つが原因です。これをしっかり把握しましょう。

3.足りない知識を参考書で確認

 抜け落ちていた知識・データを参考書でも確認しましょう。見つけ次第、線を引くのがいいですね。ついでに周囲の情報も確認しておきましょう。

 線を引くのは、参考書を見返したときに確認しやすくするためです。参考書の情報のうち、何がわかっていないのかが把握できると時短になります。

4.書いていなければ書き込む

 問題の中には、新情報が大量に存在しています。それを一目で覚えるなんてできませんよね。どこかにまとめたいですよね。

 そこで、新情報を参考書に書き込んで、参考書をアップデートしましょう。この作業が非常に重要です。

 書き込む場所は、地図の近くだったり、関連情報の横、などがいいです。見返しやすいですし、関連事項と一緒に覚えれば定着しやすいんです。

 この作業を徹底することで自分だけの参考書ができあがります。

5.印をつけた問題を解く

 問題集が1周するなり、きりのいいところまで終わるなりで、分からなかった問題をもう一度解いてみましょう。

 しっかり知識が定着しているかを確認しましょう。

おまけ.参考書を見返す

 せっかく線を引いたり、新情報を書き込んだりしても、見返さなくては意味がありません。問題演習に飽きたり、疲れたなと感じれば、一度参考書の読み込みをして気分転換をしましょう。 

taro12121313.hatenablog.com

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まとめ

 ここまで、地理の勉強法を紹介しました。地理は覚える量が少ないとも言えますし、限りないとも言えます。勉強を進めれば進めるほど後者だと感じるはずです。

 勉強法を知るだけでは何も始まりません。皆さんの努力があって初めて合格を勝ち取れます。毎日コツコツ勉強しましょう。

  以上、七瀬優希でした~